ボスニア訪問レポート

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    施設の訪問を終えて、セルモさんが自分の別荘に連れて行ってくれることになった。
    2003年の訪問時に招待されたことがあり、
    その時は別荘の庭でトゥレ家族と親戚にバーベーキューをもてなしていただいた。
    セルモさんは『あの時は別荘はまだ未完成で、今回完成したんだよ』と言った。
    サラエボ市街から車で20分も走れば、
    牧歌的風景に変わり、山に囲まれ、渓谷が現われる。
    サラエボが山に囲まれた街というのがすぐ理解出来る。
    集落渓谷

    ある集落から別荘にある側道に入り、
    小川があることに気づき、あることを思い出した。
    サラエボは有数の名水処だが、
    戦争で汚染されて水道水は飲めないと本で読んだことがある。
    そのことをセルモさんに質問した。今は飲めるようになったと言った。

    セルモさんの別荘に着いて、
    庭からグリルリーム、別荘の中まで案内してもらった。
    グリルルームはここで肉を解体してバーベキューをする。
    庭の木には鳥の巣箱を取り付けてあって、野鳥が訪れる。
    別荘別荘画像

    ご自慢は木の下に作ったテーブルとベンチ。
    テーブルの木は山で見つけてきたもので、
    幹からテーブルの足になる枝がいい具合に生えていたので、
    持って帰ってきて、早速にテーブルにしたとのこと。
    メインの別荘の中だが、
    地下は、ガレージようなスペースだが、
    テーブルとイスが置かれていてリビングスペースになっている。
    1階は、リビング、キッチン、シャワールームがある。
    リビングにはトゥレの写真が飾られている。

    別荘画像

    2階は屋根裏部屋のような感じのベットルーム。
    こじんまりだがキレイな部屋である。

    画像

    夏に家族とここでバーベキューをし、過ごすとのこと。
    冬は寒いけど、夏は快適なので、次回は夏に訪問してほしいと言われた。
    セルモさんの別荘は建築中に戦争によって完全に破壊されたが、
    『懲りずに頑張って、自分で作ったよ。』と軽く笑い飛ばした。
    戦争で沢山のものを失ったはず。
    でもそれを取り戻したい為に自分の手で作ったのではないかと思った。

    街に戻る途中で通った集落で、セルモさんが、
    『ここの集落は戦争で家屋はほとんど破壊されたけど、
    一軒だけが破壊されなかった家がこれなんだ。』

    『ここはボスニア居住区だけど、
    この家に住んでいる人はセルビア人なんで、破壊されずに済んだ。』
    と。
    背筋に寒気が走った。以前の訪問で見た戦争で破壊された建物は、
    ほとんど無差別にされたものだと思えるくらい、片っ端から破壊されていた。
    でもその裏側では調査した上で破壊されたいう一面を知った。
    市民レベルではまだまだ知らないことが多いことを実感した。


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